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去年出会ったスプーン(匙)が良すぎるという話
器が好きで、つい買ってしまう私です。
器って、実際に使ってみないと本当に自分にフィットするかどうかが分からない
というところが悩ましいですね。
(それは言い訳か?)
カトラリーも同じだと思います。
金属のスプーンは、手持ちのもので満足していたのですが、
木製のスプーンは、いまひとつピンと来ていませんでした。
それでも、カチャカチャ言うのが嫌なときは、木製のスプーンをと思い
なんとなく揃えていたものを使っていました。
ある時、私が軽井沢で好きな器のお店「芽吹き」さんから
「匙屋 さかいあつし」さんをご紹介いただきました。
※芽吹きさんは、商業施設「still」の一角にお店を構えていますが、
実は、芽吹きさんが入られる前、私が同じ区画を借りていて
「tea journey」のテーブル茶クラスを行っていました。
不思議なご縁を感じます。
木製スプーンは持っているものの、気になって個展開催の折に出かけました。
その時に購入したのがこちらのスプーン(匙)です。
(以下、スプーンで統一しています)
一見、なんの変哲もない(というと失礼でしょうが)スプーンなのですが、
実際に初めて使った時にものすごく感動しました。
口当たりがとんでもなく良いのです。
全くストレスなく、スプーンに乗ったものがスッスと口の中に注がれ、
このスプーンを使ってから、他の木製のスプーンを使うのが嫌になりました。
(後日、元々持っていた木製スプーンは全て、活用される場にもらわれていきました)
使うたびに幸せな気持ちになるスプーン。
昨年購入した器関係の中で、ダントツ一位の座に君臨しています。
日々、口に触れるものってとても大切だと感じています。
出会えて良かったです。