深澤 里奈 official website

ブログ

50歳を前に処分したもの お櫃

 「道具」は魅力的です。それが自分に不要なものであったとしても
なんだか惹かれてしまう。
私はお米が大好きで、お米を美味しくいただくことに貪欲です。
そんなわけで、随分前に良いお櫃を買いました。
最初の頃は嬉しくて、ご飯を炊くたびにお櫃に移し
いい香りを楽しみながら、お櫃によって抜群の水分量に調整されたお米をいただいていました。
しかし・・・
お櫃に入っているのはほんの一瞬。残ったものは全て小分けにして冷凍保存するので
食事が終わったと同時にお櫃から出すわけです。
洗い物は増えるし、使っていない時に場所を取るしで
結局使いこなせませんでした。

それでも「道具」として大好きなものだったのでしばらく処分できずにいました。
しかし、新居に入居して収納作業が進んでいく中で、
「もっと使ってくださる方のところに行った方がいいな」とやっと思えるようになったのです。
手放してスッキリ。心も軽くなりました。

ところで、かっぱ橋で購入した「飯台」も持っていました。
実はこちらの方は出番が多く、我が家でもよく食卓に上がります。
手巻き寿司をするときは必ず使いますし、おにぎりを入れておくこともあります。
お櫃と同じ役割を、飯台に託すこともあります。
お櫃は飯台の代わりにならないけど、飯台はお櫃の代わりになります(代わりにしてます!)


こちらも長く使っていますが、こうして改めて見ると綺麗ですね。
こちらは27cmの少し小さめサイズです。我が家にはちょうどいいサイズ。
1合の酢飯を作ったりするのにも具合がいいですよ。もちろん2合でも。
30cmあたりが一般的だと思うのですが、我が家にはちょっと大き過ぎます。
27cmだと、収納もそこまで圧迫しないのが良いところです。


自分の暮らしの中で、生き残っていく「道具」はなんなのか。
それを見極めていくのも楽しいです。